お風呂や炊事のためにお湯を沸かすための給湯器ですが、その燃料は主にガス、石油、電気があります。
ガス給湯器
ガス給湯器は都市ガスやプロパンガスを直接燃料とします。
そのため、不意の燃料切れの心配もなく、燃料を補給する手間がかかりません。
しかし、石油燃料に比べてランニングコストがかかるのがデメリットです。
石油給湯器(ボイラー)
次に灯油や石油でお湯を沸かす石油給湯器ですが、ガスに比べてランニングコストが低く抑えられるのがメリットです。
そのため、寒い地方や大家族などたくさんのお湯を使う場合に向いています。
しかし、ガス給湯器とは違いガソリンスタンドやホームセンターなどで灯油を買って定期的に補給することが必要です。
もしお風呂の途中で燃料が切れてしまうとお湯が出なくなるという心配もあります。
また、ガス給湯器よりも使用可能年数も短く、定期的なメンテナンスも必要となります。
電気給湯器
最後に電気給湯器ですが、電気給湯器は通常、日中に水をため、料金の安い深夜電力を使ってお湯を温めた後に保温しながら給湯します。
お湯を沸かすためにかかる光熱費は一番安く済みますが、日中にお湯が足りなくなると追加でお湯を沸かすので結果的にコストがあがることがあるのでお湯を多く使う場合は注意が必要です。
また、他のタイプに比べ設置、交換のコストが高くなります。